

福岡で経営支援をしている事務所が、AI(Claude=クロード)との対話だけで公式ホームページを立ち上げました。HTML(ホームページを作るための言葉)やサーバーの知識がないところからのスタートでしたが、外注費ゼロで、約1日で公開までこぎ着けています。
導入前の課題
事務所の信頼性を高め、お問い合わせを増やすために、公式ホームページが必要でした。ただ、HTML・サーバー(ホームページを置く場所)・WordPress(ワードプレス=ホームページを作る無料ソフト)といった専門知識がなく、制作会社に頼むと大きな費用がかかります。そもそも「何から、どの順番で手をつければよいか分からない」状態でした。
AIの活用内容
事業者ご本人がClaude(クロード=対話型のAI)に「やりたいこと」を伝えながら、次の工程を一つずつ進めました。
- ホームページのデザイン(HTML)の作成
- 独自ドメイン(インターネット上の住所)とネームサーバー(その住所がどこにつながっているかを案内する仕組み)の設定
- レンタルサーバー(ホームページの置き場所を借りるサービス)の契約とWordPressの導入、デザインの移し替え
- 独自メールアドレスの設定(Gmailとの連携)と、SSL化(通信を暗号化して安全にする仕組み・URLが「https」で始まる状態にすること)
- 問い合わせフォーム(お客様が入力する画面)の設置・日本語化と、迷惑メール対策
AIに質問しては、返ってきた答えをもとに作業し、つまずいたらまた聞く、というやりとりを重ねました。
得られた効果
- 制作会社に頼まず、対話だけで事務所の公式サイトを公開
- ドメイン取得から問い合わせフォームの稼働まで、一連の構築を主に1日で完了
- 公開後も、誤字の修正・相互リンク欄の追加・ブログ機能の検討などを、自分の手で運用・改修できる体制に
このような簡単な構成のホームページでも、通常は制作費として50万〜100万円が発生します。今回はその費用が発生せず、ご本人の1日分の時間だけで完成しました。
導入のポイント
AIに頼むときは、「どんな見た目にしたいか」をできるだけ具体的・正確に伝えることが大切です。あわせて、自分の事業理念・業務内容やサイトの趣旨も共有すると、それを踏まえた回答が返ってきます。背景まで伝えるほど、自分のイメージに近い結果に近づきます。
今後の展望
今後は、公開された事実にもとづく調査やレポート作成といった基盤業務についても、AIに任せていきたいと考えています。
用語解説
- HTML(エイチティーエムエル):ホームページの見た目や構造をつくるための言葉
- ドメイン:インターネット上の住所のこと
- ネームサーバー:ドメインがどのサーバーにつながっているかを案内する仕組み
- レンタルサーバー:ホームページのファイルを置く場所を借りるサービス
- WordPress(ワードプレス):ホームページやブログを作れる無料ソフト
- SSL(エスエスエル):通信を暗号化して安全にする仕組み。URLが「https」で始まる状態
- フォーム:お客様が名前や問い合わせ内容を入力する画面
※本記事の内容は掲載企業の申告に基づくものです。掲載に関するご相談はお問い合わせからお寄せください。
